Family

子育て

性にまつわるギモンにお答えします!

2025/12/1

スマホやタブレットが普及し、簡単に動画やSNSにアクセスできてしまう現代。子どもたちが予期せぬタイミングで、性的なコンテンツに触れてしまうこともあります。では、性教育はいつどうやって始めるのが良いのでしょうか。Malia読者のみなさまからお寄せいただいた性にまつわるギモンにお答えします。

※アンケート有効回答数:Malia読者44名

Malia読者からのQ&A

読者のみなさまから寄せられた性にまつわる疑問について、うみとおひさま助産院院長・村田紗恵子さんからお話を伺いました。

Q

性教育は何歳から始めるのがいい? 伝える内容や、伝えるときの注意点は?

A

性教育は人との付き合い方の学びであり、子どもが生まれたときには始まっていると思います。 「抱っこするね」「おむつ替えようね」という声がけは、「あなたの体に触れますよ」と子どもの同意を得るきっかけになるのです。どんな間柄であっても、相手の同意なしに体に触れるべきではないということを生活のなかで伝えてみましょう。 思春期の体の変化については、お子さん自身が興味を持ったときに、年齢に応じた伝え方ができれば良いと思います。小さいころから、日々の生活のなかで、大人と子ともの体の違いや個性について話してみてはどうでしょうか。

Q

子どもがスマホでアダルト動画を見ていた! 親としてどう対応すればいい?

A

このお悩みは、意外と低年齢のお子さんのご両親からもよく相談されます。お子さん専用の端末があれば不適切な情報が表示されないよう設定できます。しかし小さいお子さんは、ご両親の携帯に触れる機会が多いため、性的なコンテンツに触れてしまうことが意外に多いのです。 お子さんへの対応としては、まずは大人が冷静に話せるように、気持ちを落ち着かせましょう。怒ったり、理由を強く追求したりしないことがおすすめです。お子さんがコソコソ観ているのであれば「なんとなくいけないものを観ている」自覚があるということ。それが知られてしまったら、それだけで子どもは不安になりますよね。また、性的な情報を子どもがみたことで「どうして自分が動揺しているのか」ご自分の気持ちも整理してからお話することも良いでしょう。そのときに「良い・悪い」という主観的な判断ではなく、「私はこう感じる」という、ご自身の気持ちを伝えると、お子さんにとって分かりやすいのではないかと思います。

うみとおひさま助産院 院長・村田紗恵子さん

助産師、看護師、保健師、思春期保健相談士。北里大学看護学部卒業後、湘南鎌倉総合病院で看護師・助産師として勤務。その後、逗子市役所で助産師・保健師として活動。自身の出産・子育て、そして助産院や地域での活動を通じて「よりママたちに寄り添う存在でありたい」との思いから『うみとおひさま助産院』を開業。2025年8月にカナダへ拠点を移し『うみとおひさまの先』として包括的性教育を考えるオンライン活動を展開中。

性教育に明確な正解はありません。正解がないからこそ、困ったときに相談できる、頼できる専門家を知っておくことが一番の準備になります。何歳からでも遅くありません。思い立ったときに「人との付き合い方の学び」としての包括的性教育を始めてみてください。2026年1月に一時帰国も予定しているので、いつでもお気軽にお問合せください。

PICK UP

注目記事

FOLLOW US

Malia 湘南

パートナーシップ

子育て

家づくり

お出かけ

お得情報

仕事

絵本

レストラン・カフェ

レシピ

サロン

ボディ

ママのeasy美容塾

クリニック

My Wellness note

Maliaたち

パパ座談会

PAGE TOP