
我が家には10歳、6歳、3歳の3人の息子がいます。自宅保育、幼稚園、小学校と、ライフスタイルが異なる兄弟ですが、長男(小4)と次男(年長)は、サッカー中心の生活を送っていると言っても過言ではありません。本人達も大変ですが、それを支える家族も様々な工夫を凝らして生活しています。ここでは「これからお子さんにスポーツを習わせたい」「どうやって選べばいいの?」と悩んでいるママたちへ、我が家の経験をもとに、きっかけやチーム選びのリアルな情報をお届けします。
はじまりは「なんとなくやってみたい」
今やサッカー漬けの息子たちですが、最初から高い志があったわけではありません。息子たちがサッカーを習い始めたのは幼稚園・年中の時。‘‘なんとなく楽しそうだから”、‟みんなと遊べるから”というゆるい動機からスタート。しかし、「やるならとことん!」がモットーの我が家。スクールでのトレーニングを全て撮影し、自宅で振り返りをしたり、家族みんなで考えた練習メニューを部屋の壁に貼り出し、毎日一緒に自主練をしました。
私と夫で心掛けたのは声がけについて。「○○がダメ!なんで○○しなかったんだ!」ではなく、「今のプレーは何故あの選択をしたの?」「他にはどんな方法があったかな?」といったように、幼稚園児の息子たちが「自分で考え修正する」思考の流れをつくれるよう気をつけました。どんな事でもそうですが「始める」ことより「継続」が難しいもの。自主練が習慣として身につくにはどうしたらよいかを常に考えていました。
シュートが決まって大喜び♪
「チーム」か「スクール」か? 訪れる最初の分岐点
小学校入学が近づくと、1つの分岐点が訪れます。それは、「チームに所属するのか」もしくは「習い事として続けるのか」という選択です。 それぞれの主な違いをサッカーを例に簡単にまとめました。
<チーム所属の場合>※チームによって差があります
✓土日祝日は基本的にチーム活動(練習・試合)
✓チームによっては保護者の「係」やサポートが必要な場合あり
✓遠征などの際は車での送迎が必要になることが多い
✓遠征・合宿費用が発生
<スクールの場合>
✓平日に技術を学び、土日はOFF。スクール内でミニゲーム
✓団体行動よりも「個」のスキルを伸ばす
✓チームに比べ休みやすく、予定を立てたり家族時間を確保できる
✓月謝以外は大きな出費なし
我が家も悩みましたが、団体行動を学び、悔しさや達成感を味わえる「チーム所属」を選択しました。
チームのリサーチを兼ねてサマースクールに参加
ここは見るべき!チーム選びのポイント
次はチーム選びです。サッカーのチームは大きく分けて2つあります。
1,地元に根付く「少年団」
✓理念は「楽しくサッカーをする」
✓選手のお父さんがコーチをしていることが多い
✓実力に関わらず選手全員で参加。そのため、選手間の熱量に差が生まれやすい。
✓保護者は当番などの係活動あり。
✓月謝は3千円前後のチームが多い。
✓合宿は年1~2回。
✓近所の少年少女が集まる。
2,専門性の高い「クラブチーム」
✓「勝つためのチーム」
✓実力主義のため、選手の意識が高く競争が激しい。
✓県内外から選手が集まり、入団試験(セレクション)を実施しているチームが多い。
✓保護者の負担はほぼ無し。
✓コーチ陣はライセンスを保持するコーチングのプロ。
✓月謝は8千~1万円前後のチームが多い。年数回開催される合宿は、1回約3万円ほどかかる。
✓チームによってはバス送迎あり。
憧れのチームへ
我が家は、まずはSNSやチームのHPで情報収集。各大会の成績や試合以外の行事の様子などを調べ、条件に合う幾つかのチームに体験へ行きました。実際に参加して感じた重要ポイントは大きく4つ。
①「送迎の距離」を甘く見ない
小学校高学年になれば、子どもだけで自分で電車移動ができるようになりますが、低学年のうちは親の送迎が必須。平日の練習と土日の試合の全てに出向くため、兄妹との調整も大変になり、一気にハードモード。送迎で片道1時間かかると、想像以上に疲労が蓄積されます。
②コーチの言葉選びは重要
チームによって指導方針は色々。ポジティブな声かけがメインのチームもあれば、非常に厳しいチームもあります。ここで大切なのは「その言葉に愛情があるか」。稀に、練習中に暴言が飛び交うようなチームも存在します。見学や体験に行った際に違和感を感じた場合は、その直感を信じてよいでしょう。
③入団に対しての説明は疑問を全て解消する気持ちで受けること
子どものチーム活動は保護者ありき。例えば、「試合の際はチームバスで移動します!」という話だったので安心していると、蓋を開けてみたら毎回保護者も何台か車出しをする…なんてことも。少しでも疑問に思ったことがあれば、納得ができるまでコーチに相談してみてくださいね。
④荷物の置き方が綺麗なチームを選ぶ
ピッチ外の挨拶や整理整頓はそのチームを映す鏡。評判の良いチームでこの部分が疎かなチームはまずありません。せっかくなら人間としての成長も期待できるチームをお勧めします。
様々なチームの体験に参加した結果、長男は近所のセレクション無しのクラブチームからスタート。次男は育成に定評があり、小学校卒業後のジュニアユースチームへの進路も良好であることに魅力を感じ、長男とは別のチームのセレクションを受け合格。片道30分圏内のクラブチームへ入団しました。
低学年でもしっかり整理整頓
大切なのはチームの「強さ」ではなく、育成の「環境」
チーム選びは本当に重要ですが、1回の選択が小学生のサッカー生活の全てを決定づけるわけではありません。大切なのは、チームの「強さ」ではなく「環境」です。どんなに強いチームにいても育成環境が整っていなければ意味がありません。選手の熱い気持ちが育ち、プレーの質や人間性が育てば、次のステージが自ずとやってきます。活動していく中でモヤモヤする事は多々あるとは思いますが、私たち大人に出来ることは、子どもたちを信じること。そして食事やメンタルなどの管理や送迎でサポートすることです。
休日も日が暮れるまでサッカーで遊ぶ兄弟
Vol.2では、スポーツキッズの1週間のスケジュール、食事の注意点、そして遠征時の持ち物や捕食についてご紹介します!お楽しみに♪