
我が家には10歳、6歳、3歳の3人の息子がいます。長男と次男の習い事(サッカー)を支えるため、様々な工夫を凝らして生活しています。今回は我が家のリアルな1週間のスケジュールや、ジュニアアスリートの体を支える食事管理、そして1つは持っておきたい便利グッズを紹介します。
サッカーと学業を両立するスケジュールの工夫
長男と次男は、地元の少年団やクラブチームにそれぞれ所属しながらスクールにも通っています。平日の午後は学校の宿題が終わるとすぐに練習へ向かい、土日祝日は試合でほぼ一日が埋まる。まさに「サッカーファースト」な生活です。平日は、曜日ごとにクラブチームやスクールの練習が入ります。長男をスクールに送迎してその足で次男をクラブチームに連れていく、といったように送迎が重なる日も少なくありません。私は午前中に仕事や家事を進め、夕方からは送迎や食事の準備に追われます。特に週末は試合が続くため、洗濯や補食の準備なども加わります。
「ママのゆとり」を作る3つの秘訣
この生活を続ける中で、いくつか意識している工夫があります。
①宿題は帰宅後すぐに終わらせること
練習後は疲れてしまうため、「やるべき事をやってから、やりたいことをする」習慣をつけることで学習との両立がしやすくなりました。
②週末の準備は極力前倒し
持ち物の確認や捕食の準備を前日に済ませておくだけで、当日の慌ただしさが大きく減ります。
③送迎や家事のパターン化
「この曜日はこう動く」と決めておくことで、迷いや負担を減らしています。すべてを完璧にこなそうとせず、できる範囲で続けることも大切にしています。
忙しい毎日ではありますが、子どもたちが好きなことに夢中になり、少しずつ成長していく姿を見ると、この生活にも意味があると感じています。
慣れるまでは大変。でも、きっと大丈夫
私は、ほとんど何の知識もない状態でこの生活に突入しました。正直に言えば、4年経った今でも毎日疲れます。それでも、今になって思うのは「大変だけれど、慣れてしまえばどうにかなる」ということです。もちろん、時間の使い方を工夫する必要はありますが、家族みんながこのスケジュール感に慣れ、時間をうまく回せるようになれば、気持ちの余裕も少しずつ生まれてきます。サポートをする親も体力勝負。だからこそ、しっかり休息をとることも大切です。保護者が無理をしすぎて体調を崩してしまっては、元も子もありません。ときには力を抜きながら、無理のないペースで、スポーツに打ち込む子どもたちに向き合っていけたらいいなと思っています。
ジュニアアスリートの食事と、わが家の考え方
スポーツキッズは、別名「ジュニアアスリート」とも呼ばれます。競技を追求すればするほど、子ども相手とは思えないほど、選手として細かな管理が必要になります。
特に、体をつくる補食については、所属チームごとにルールがある場合も。例えば次男のチームでは、「スナック菓子と炭酸飲料は極力控えること」と、入団のしおりにあらかじめ記載されています。とはいえ、保護者の多くが専門知識を持っているわけでなく、最初は戸惑いの連続です。勉強して食事に気を配るようになっても、子どもがそれを好んで食べてくれるとは限りません。 離乳食の頃、試行錯誤して作った一品を一口も食べてもらえなかった――あのときの気持ちに近い経験をすることもあります。私自身もそんな状況を何度も経験し、たどり着いたのが「ゆるい栄養管理」です。
体に負担になるものだけ避けて、ゆるく栄養管理をすればOK。もちろん、賛否両論ある考え方だと思います。 それでも私が大切だと感じているのは、「母の笑顔」と「楽しい食事の時間」です。お互いに「きちんと管理しなければならない」と追い詰められるよりも、程よく気を配りながら、楽しく食事をするほうが、結果的に体にも心にも良いのではないかと思っています。
わが家のゆるい食事ルール
とある日の夕食。極力食べ疲れしないようにしました。
①体に負担になるものはできるだけ控える
スナック菓子や炭酸飲料は「絶対ダメ」ではなく、「なるべく控える」。ゼロにしようとすると親も子も苦しくなるので、あくまで“頻度を減らす”意識です。
②試合前日の夜と当日の朝は脂質と食物繊維に要注意
試合前日や当日は、消化に時間がかかる脂質や食物繊維は控えめに。何を食べさせたら良いか迷ったら、とりあえず「炭水化物を中心に消化に良いものを」くらいの感覚です。完璧な栄養計算はできなくても、今の時代はネットで調べると、ある程度のことはわかるので気楽に。
③補食はエネルギー補給と割り切る
サクッと食べられ程よい糖分のいちご
試合前後の補食は、“動くためのガソリン”。細かく考えすぎず、おにぎり、バナナ、ゼリー飲料など、子どもが食べやすいものを中心に準備しています。
④食事の時間はなるべく楽しく
いちばん大事にしているのが、「ちゃんと食べなさい」よりも、「今日どうだった?」の会話を優先すること。笑顔で食卓を囲めることが、何よりの栄養だと思っています。
豪華でも完璧でもないけれど、「動ける体をつくること」と「無理なく続けられること」を基準にしています。
1年中活躍!これだけは持っておきたい「スープジャー」
試合や練習が続く生活の中で、「これは持っていてよかった」と感じているもののひとつが、季節を問わず使えるスープジャーです。補食というと、おにぎりやパンだけになりがちですが、スープジャーがあることで内容の幅がぐっと広がります。無理なく続けるための、わが家の定番アイテムです。口が広いものは、中身を入れやすく食べやすい。手を入れられるので洗うのも楽。毎日使うものなので、扱いやすさは重要です。
焼きおにぎりをスープに入れれば即席お茶漬けの完成!
<夏>
そうめんなど麺類の汁を入れたり、冷凍パイナップルなどのフルーツを入れて、保冷代わりにすることもできます。さっぱりと食べられるものを用意できるので、食欲が落ちがちな暑い日にも助かっています。
<冬>
お味噌汁やスープ、出汁に焼きおにぎりを入れてお茶漬けに。温かい状態で持たせることができます。
ジュニアアスリートの生活は、想像以上に忙しく、戸惑うこともたくさんあります。食事や補食、時間管理、送迎――どれも最初は手探りでした。
それでも、完璧を目指しすぎず、できることを無理のない範囲で続けていけば、少しずつ自分たちなりの形が見えてきます。ゆるく栄養管理をしながら、便利なアイテムにも頼りつつ、家族みんなでこの生活に慣れていく。それだけでも十分だと、今は思っています。何より大切なのは、子どもが笑顔でプレーできること。そして、支える側も笑顔でいられること。頑張りすぎず、抜けるところは抜きながら。
それぞれの家庭のペースで、スポーツキッズとの毎日を楽しんでいけたらいいですね。