
「家事や育児に追われて、自分の時間がない」「支援制度ってどれが自分に当てはまるかわからない」「調べるのが面倒」。そんな悩みを持つ方も多いのでは。今回、Malia編集部が横浜市役所へ突撃!3人のお子さんを育てるこども青少年局の職員さんに便利なアプリや最新の子育て支援などについてお話を伺いました。
「行政」「支援制度」と聞くと、なんだか堅い・難しいイメージを持ちがちですが、職員の方が強調したのは意外な言葉でした。
「私たちが目指すのは、子育て家庭が実現できる“3つのゆとり”を生み出すことです」
1.時間的なゆとり
2.精神的なゆとり
3.経済的なゆとり
この3つの柱を軸に、今、横浜市の子育て支援が劇的にアップデートされているんです。
「パマトコ」って知っていますか??横浜で子育てするなら絶対にスマホに入れておきたい、横浜市独自の子育て応援アプリです。これまでは、何か手続きをするたびに重い腰を上げて区役所へ行くのが当たり前。パマトコなら、今や40種類以上の手続きがオンラインで完結します。
児童手当や小児医療証の手続きなど、これまで区役所でおこなっていた手続きがスマホやパソコンからできるようになりました。驚くべきは、出生届までオンラインで出せるようになったこと! 赤ちゃんが生まれた直後のバタバタな時期に、パパが仕事を休んで役所へ走る必要がなくなるんです。
保育園・幼稚園、公園、子育て支援施設だけでなく、イベント情報の検索まで可能。出先で「近くでおむつを変えられるところはないかな」という時も、ご自宅や今いる場所から近い施設がすぐにわかります。
母子手帳機能がついているので、おなかの赤ちゃんや成長記録、予防接種の接種履歴やスケジュールの管理も楽々。
「一時預かりって、仕事をしていないと使いにくい」そんな風に思っていませんか?「一人の時間が欲しい」「美容院に行きたい」「ゆっくり眠りたい」それも立派な使用理由です。
「一時預かりはパパ・ママのリフレッシュを目的にもご利用いただけます。リフレッシュして笑顔でお子さんを接していただければ嬉しいです」(青少年局職員さん)
横浜市では今、一時預かりの支援の幅を広げています。買い物やイベント時などに利用できるモデル事業や、土日祝日の受け入れができる施設を拡大中。あまり知られていませんが、市役所でも一時預かりをしているそう。「夫婦だけの時間が過ごせるよう」という心遣いが温かい。
また、小学校の登校時間と親の出勤時間のズレを解消するため、始業前の朝の時間に、 こどもが安心して過ごすことができる場所を学校に設けるモデル事業も一部の学校で始まっています。
妊娠中つわりで動けない時や産後の家事や育児の負担を減らすための「産前産後ヘルパー」の派遣制度も。意外と知られていないこの制度、困った時は迷わず区役所に相談してみてください。
おむつ1枚1枚に名前を書いて、袋に詰めて。子育てをしている人ならきっと経験したことのあるあの作業、毎日となると地味に精神を削られますよね。「にもつ軽がる保育園」事業に賛同している園では、紙おむつやおしりふきのサブスクが利用可能。園におむつが常備されるので、登園時の荷物が劇的に減り、おむつの記名や残数チェックも必要なし。たかがおむつ、されどおむつ。この数分の余裕が、心と時間の「ゆとり」をもたらします。
そして気になるお金の話。横浜市は、国が定めた基準に「市独自」の予算をプラスして、手厚い補助を行っています。
・妊婦健診: 国の補助金8.2万円に加えて、5万円を上乗せ
・出産育児一時金: 50万円に最大9万円を上乗せ
・小児医療費無償化: 現在15歳までのところ、令和8年6月から18歳まで拡大予定
・給食費の実質無償化: 令和8年度から小学校の給食が実質無償化
「厳しいご意見をいただくこともありますが、市民の皆様からのご意見も踏まえて、今後も横浜らしい子育て支援施策を推進していきます」(青少年局職員さん)
市民のリアルな声を集め、積極的に形にしてくれている姿勢に、横浜市民として感謝と安心感でいっぱいです。
子どもが嘔吐した。変な咳をしている。「病院に行くべき?朝まで待っていい?」子育て中は、そんなシチュエーションを幾度となく経験します。そこで重宝するサービスが、「妊産婦・こどもの健康相談」。パマトコを通じて、産婦人科・小児科・助産師に無料相談ができます。
子育ては一人で頑張るものではありません。家族や友人だけでなく、便利なサービスや支援も、子育てをする人の味方です。めいっぱい頼って、心のゆとりを手に入れましょう。その笑顔が子どもの笑顔を作ります。