
ママの悩みは子育てについてだけではなく、夫婦関係・人間関係・仕事など多岐にわたりますよね。誰にも言えない悩みがありましたら、ぜひMaliaに話してみませんか?
我が家は5歳息子がいるのですが、ご近所に住む小学生の男の子がちょくちょく遊びにきます。私はパートで働いていますが、相手のお母様はフルタイムで働かれていて、土日に仕事がある時に当たり前のように男の子は我が家にやってきます。時には勝手に家に上がっていたり、息子が遊んでいるオモチャを取り上げて泣かせてしまうこともあるのです。やんわり注意はしても改善する様子もなく、お母様に我が家ばかりに遊びに来られても困ると伝えたいと思うのですが、関係が悪くなることが心配でなかなか言い出せません。夫に相談しても「断ればいいだろ!」としか答えてくれず、こんなことで悩んでいる自分の心が狭いのか・・・とさえ思って落ち込んだりもしています。どうしたら良いでしょうか。
西野先生からのメッセージ
ご近所付き合いを大切にしたいと思うからこそのお悩みだなぁと思いました。特に子育てをしているご家庭同士は気を使いますよね。とはいえ、片方だけに負担がかかるような関係は改善の必要があると思います。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、どんなに親しい関係でも離別感は必要です。単純に「離れて別れる」という手もあります。でも、これからも顔を合わせる機会もあるでしょうから「程よい距離をとる」という意識を持つことからスタートするのがオススメです。
そのために出来ることを提案してみたいと思います。まずはYさんが具体的に困っていることをあげてみましょう。紙に書き出すとより整理しやすいと思います。この際のポイントは「いい人をやめた!」と自分の中で宣言しちゃうことです。人の心にも「陰と陽」があって、悩みやストレスを感じる時には、自分の心の陰に耳を傾けてあげることです。建前は置いておいて本音の自分を肯定してあげる。書き出すだけ書いたら、小学生の子がどうなってくれたらしいのか、そのお母様にはどうしてもらえたら嬉しいのか、ご自分がどうやったら嬉しくなるのかを書いてみるのです。 何が正しくて間違いなのかは、結局のところ分かりません。嬉しいか嬉しくないかの方が分かりやすいのです。そして、変えられるものと変えられないものを分けていく。変えられないことに悩んでいても解決は難しいので諦める(明らかに認める) しかないのですが、変えられることを変えていく方にエネルギーを使った方が効率的です。
ある方は「ママ友のことで悩んでいたけれど、色々と割き出しているうちに、実は話をちゃんと聞いてくれない夫に対しての不満がストレスの原因だったことに気づいた!」という方もいましたし「ご近所付き合いはちゃんとしなさいと常日頃言ってきている実母からのプレッシャーなのかもしれないと気づいた。」という方もいました。その方は実家のお母様と仲良しなのですが、実際は子育てにおいても様々なプレッシャーを与えられていることに気づき、その期待に応えることをやめようと思えた途端に、ママ友に対してきちんと断ることができて、お相手のママも「ちゃんと言ってくれて良かった。」と言ってくれたそうです。誰かの期待に応えたい気持ちは誰にでもありますが、辛くなるほど期待に応えてはいけないのだろうと思うのです。
育ちあいの家代表・心理カウンセラー
西野奈津子
発達障害児支援活動、講演活動
NPO法人鎌倉育ちあいの家