
私たちが何気なく日々食べている美味しいお魚。しかし現在、日本の海は大きなピンチに直面しています。
日本の水産物の漁獲量は、1980年代のピーク時に比べて年々減少傾向にありピーク時の約25%まで減少する深刻な状況にあるんです。その原因は地球温暖化による海水温の上昇など環境の変化や「魚の獲りすぎ(過剰漁獲)」が大きな要因の一つです。マグロの王様「クロマグロ(本マグロ)」も、一時は絶滅が危惧されるほど資源量が減少し、厳しい漁獲制限が課された過去があります。
これまで通りに美味しく魚を食べ続けることが、これからは難しくなるかもしれません。
そんな未来を変えるために必要なのは、海から魚を「獲りすぎない」こと、そして私たち消費者が「正しく管理され、持続可能な方法で獲れた魚を選ぶ」ことが大切です。大西洋クロマグロは、国際的な厳しい枠組みの中で漁獲量が管理され、今では劇的な資源回復を遂げた「サステナブルな海の象徴」でもあります。
この海の危機に対して立ち上がったのが、日本の豊かな海と食文化の未来のために国内トップシェフら約40名と共に活動する料理人チーム 一般社団法人「Chefs for the Blue(シェフズ・フォー・ザ・ブルー)」。
2026年6月に発売の初のオリジナル商品「THE BLUE DELI / ブルーデリ 大西洋クロマグロのテール煮三味」(5,500円)は環境に配慮して獲られたクロマグロを使用。
Chefs for the Blueのメンバーとして、このプロダクトを監修した日本を代表する3人のシェフをご紹介します。
写真左から
【No Code】米澤 文雄シェフ
【恵比寿 えんどう】遠藤 記史シェフ
【慈華】田村 亮介シェフ
ブルーデリは、以下の3つをブランドプロミスとして掲げたプロダクトシリーズです。
【サステナブルな魚】 資源量が豊富、または適切な管理により未来へつなぐことができる魚種を選定すること
【信頼の漁業者】 海の環境に配慮し、サステナブルな漁業・取り組みを実践する漁業者の魚を調達すること
【トップシェフの技】 一流の技術と感性により、食材のポテンシャルを最大限に引き出した「最高の美味しさ」を届けること
今回の主役である「テール(尾肉)」は、よく動かす部位のため旨味やコラーゲンがぎっしり詰まっているにもかかわらず、調理に手間がかかるなどの理由から、これまでは市場であまり活用されてこなかった「低利用部位」です。思考錯誤を繰り返しトップシェフの技でフレンチ「Provençal Olive(プロヴァンス・オリーブ)」・中華「Sichuan Chili(四川麻辣)」・和食「Soy Ginger(和風時雨仕立て)」の3種の味わいに仕上げることで、正しく獲られた魚を、余すことなく丸ごと美味しくいただくことを可能にしました。消費者がこうした食材を「選んで食べる」こと自体が、海の未来を守る活動に直接つながっているのです。
「大西洋クロマグロのテール煮」は、骨の周りの濃厚な肉質がホロホロになるまで煮込まれており、そのままでも絶品ですが、夏休みのお昼ご飯にぴったりな3つのアレンジレシピをご紹介します。
イサキ(刺身用):100〜150g
THE BLUE DELI (Provençal Olive):適量
赤玉ねぎ:1/4個
プチトマト:4〜5個
ディル:適量
塩:少々
1. イサキを薄くスライスし、軽く塩をふる。
2. 赤玉ねぎは薄くスライスし、水にさらして水気を切る。プチトマトはスライスに。
3. 器に真鯛を並べ、THE BLUE DELI (Provençal Olive)を添える。赤玉ねぎ、プチトマトをバランスよく盛り付ける。仕上げにディルを散らして完成。
鶏胸肉:2枚 表面を水洗いして汚れをとっておく
THE BLUE DELI (Sichuan Chili):適量
(ゆで汁)
水:3ℓ
塩:75g
葱頭:20g
生姜皮:20g
1.ゆで汁の材料を鍋にいれて火にかけて沸騰させる。鶏胸肉をいれて極弱火にして20分ほど茹でる。厚みのある部分に箸をさして透明な肉汁がでれば火が通っているので、ゆで汁ごと氷水にあてて急冷する。
2.鶏肉がしっかりと冷えたら食べやすい大きさに切り、盛り付ける。
素麺:1-2把(お好きなブランドで)
THE BLUE DELI (Soy Ginger):適量
つゆ:適量(家庭でいつも使っているものでOK)
薬味:わさび、生姜、三つ葉、大葉、白髪ネギ、小口ねぎ、七味、胡麻などお好みのもの
1. つゆを用意する。いつも家庭で使っているものをそのまま延長で使ってOK
2. マグロ節があれば、マグロと同じ種同士で重なりより深みが出るのでおすすめ
3. THE BLUE DELI (Soy Ginger)を食べやすい大きさに刻んでおく
4. 素麺を茹で、氷でしめる
5. よく水を切った麺を盛り付け、つゆをかけ、刻んだブルーデリをのせる
6. 薬味をたっぷりのせる
トップシェフたちが考案した美味しいお料理を囲みながら、子どもたちへ日本の海の現状や、「シェフズ・フォー・ザ・ブルー」の取り組み、「ブルーデリ」が生まれた背景をシェアしみてはいかがでしょうか。「魚が減っているから食べるのを我慢する」のではなく、「海のルールを守って獲られた、これまでは捨てられがちだった部位を、技術とアイデアでこんなに美味しくいただく」。このポジティブな体験こそが、子どもたちの心に深く残る生きた「食育」になります。
この夏はブルーデリの「大西洋クロマグロのテール煮三味」を使って、美味しく楽しくスマートに、家族みんなで海の未来へ一歩を踏み出してみてください。